幕張ベイタウンの物件は、売るのも買うのもリンク・ベルにおまかせください!
住まい選びのお手伝いをする【住むビリエ】として幕張ベイタウンの暮らしをご提案します
気になるベイタウンの治安。
この幕張ベイタウンができたばかりの頃は、駅からベイタウンまで帰る途中の公園も夜は少し危なかったので、若い女の子は必ずネクタイ締めてる人の後ろを帰ってきなさいって言われていたんです。
でも、今はネクタイ締めない時代になっちゃったからどうなんだろうって思ったら、「大丈夫、館山さん!今はみんながこの公園を突っ切って帰ってくるんだから全然安全ですよ」って、ある奥さんが笑いながら教えてくれました。
砂場の近くの大きな遊具があるあたりは陰があるからちょっと夜は危ないかもしれないけど、みんなが通る道は明るいし見通しも効くから夜でも歩けちゃうんです。
新浦安と比べられるけど全然違う。新浦安は車の社会
この街はよく新浦安と比べられますが、全く違う街だと私は思っています。というのも、新浦安は車の社会なんです。道路が広いので、歩道は比較的暗く、駅から離れているマンションが多いので、みんなバスに乗るんです。
よくお客さまから、ベイタウンにするか新浦安にするかという相談を受けるんですが、それぞれの街の違いを知った上で選んだほうがいいですよってお伝えします。
エレベーターはボタンを押して待つのが当たり前。「この街の良さ」を伝えてくれと言ってくれたお客さまのために
ここから別のエリアのマンションに引越した人からこんな話を聞きました。早い時間に帰宅してエレベーターに乗ろうとしたら、小学1年生の女の子がいて、ボタン押してどうぞって待ってあげたのに乗ってこないんですって。なんだろうなと思って、自分の家に帰って、また別の日に同じようなことがあってはたと気づいたんだそうです。
「あ、自分は変なおじさんなんだ」って。
「ベイタウンじゃ、みんながボタン押して待つのが普通だった。ベイタウンは、駅までちょっと歩くのが不便だとか言われるけど、そんなことは問題じゃない。自分の足があれば歩けるけど、人が生きていく上で大切なのはそこじゃない。だって自分がいくら努力してもあの女の子は絶対に一緒にエレベーターには乗ってくれない。社会がそうなんだから。だから館山さん、この街のこういう良さをぜひ伝えてください」ってその方は私に話してくれました。
わたしはその方にもご挨拶できずにリハウスを辞めることになってしまいました。もしその方が、私を訪ねてリハウスに行って、私がいないと知ったらショックだろうな…。だから、お約束した通り、私がもっとインターネットとかでこの街の良さをアピールしていかないとだめなんだなって。そうしたら、あのお客さまもきっと私のことを思い出してきてくれるって信じたいです。
塀のない学校で育つ子どもたち、この街のコンセプトが人と人の繋がりを作る
ベイタウンにある3つの小学校には、敷地を区切る塀もフェンスもありません。さらに、中学校には制服もありません。校庭は一般にも開放されていますし、公園もいっぱい!親子連れで遊ぶ姿もよく見られます。
震災の時には、「何か手伝うことありませんか」と声を掛け合うベイタウンの人々の絆に心を打たれました。
ひとつひとつの家のプライバシーは守りながら、人と人の間に壁がないのは、この街のコンセプトがそうだからだと私は思っています。だれもが日差しと風通しの恩恵を受けられるように考えて作られた街のコンセプトのおかげで、物件ごとに日差しや風通しの取り合いをする必要もなく、また、パティオスごとはもちろん同じパティオス内でも間取りや特徴がそれぞれ違うので、階層や立地で優劣を比べる必要がないことも、人と人がそれぞれの暮らしや生き方を尊重する基盤を作っているように思います。
ベイタウンの治安はいい、嘘みたいにいい!駐輪場に見る街のモラル
この街には、駐車場に高級車が停めてあったりするんですけど、東京から来る人には驚かれますよね。「いたずらされないの?」「あの車、本物ですか?」って。車に偽物なんかないですよね、って言うと大笑いされるんですけど(笑)
駐輪場を見ても、街のモラルがわかります。この街から東京に引っ越していったご家族から聞いた話では、「なんでみんな自転車置き場に我先に我先にって群がるんだろう」ってお子さんが不思議がったそうです。確かに、このベイタウンのパティオスは自転車置き場もゆとりがあるように作られているし、大人用・子ども用に分けられていたりするんです。
駅前だって狭い隙間に割り込むように自転車を置くなんてことはありませんでしたが、ベイタウンでもそういう変化が少しずつ出てきたように思います。だからこそ、そういう風にならないように、街の良さをちゃんと理解してくれる人に住んでもらいたいって私は思っています。